選択の決定時
選択をするとき、いつも迷う。
例えば、「別れ」を選択するとき。
頭では、もう無理だろう、もう充分しんどい思いしたし向き合った。これからだって明るい未来が描けない。そう思う。一方で、「もうちょっと頑張れるんじゃないか」と思う。ただ、もうちょっと頑張った先にある未来は、ずっと一緒にいる未来ではなく、まだ別れが頭の片隅にある。つまり別れを先延ばしにしているだけ。じゃあもう意味ないじゃん、でも離れるのは寂しい。こんな感じで行ったり来たりする。
こういう時、たいてい別れた後は「早かったかも・・・もっと私が理解してたら・・・頑張ってたら・・・」と思うが、2週間もたてば「ちょっと寂しいけど、めっちゃ平和じゃん。もう悩まなくていいし。別れてよかった」になる。心の平穏が一番である。悩んだり、苦しんだりする期間は長すぎると自分にとっても悪影響である。
相手のことが本当に好きで別れを躊躇してるのか、ただ自分が一人になるのが怖くて、たのしかった時期の彼にすがっているだけで、もう頭では無理だと分かってるのに躊躇してるのか。これは全然違うことである。
確かに手放した後は寂しくなる。でも、心の平穏が戻ってくるのも事実である。
結局、恋愛で不安定な精神状態になるのが続くのが一番のマイナス。私の場合、悩みだすとそればっかり考えてしまうし、他のことが手につかない。時間のロスである。
だから、ある程度客観的に、冷静に見る「無理」だという事実と、それに気持ちが追い付いてある程度整理出来たら、完全に準備ができていなくてもその時行動に移すのが一番いい。なぜなら、付き合ってる以上気持ちがゼロになるのは難しいから。
半年、一年、数年、悩むのにそれを見ないふりして続けて挙句の果ての破局より断然いいだろう。